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2009年2月16日 (月)

無駄話<スニーカー>

 私共夫婦は人生後半に入ってからずっとウォーキングや山登りを続けてきまして、足は確かに年齢不相応にしっかりしているのですが、これで頭が呆けて徘徊しはじめたらどこへ行ってしまうか分らず、介護者を困らせるだろうと心配しております。

 ウォーキングを始めてから靴を何足履き潰したか分らないくらいですが、それらの靴が、若者の履き物と思っていたスニーカーの部類に入っていると気付いたのは最近のことです。私はウォーキングシューズとか登山靴と呼んでいました。

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 スニーカーの定義は、足を覆う上層部を柔らかい、または人工素材で覆い、靴底は地面との摩擦を最適に保つためにラバーを使用。足首や甲を補強するヒモやストラップが装備されているもので、汗を吸収しやすくするために内側がタオル地のものも多く、1893に、すでにキャンバス地にラバーソールの運動靴はボート競技のために発明されていましたが、現代の「スニーカー」と呼ばれる形になるのは100年近く後のことです。

 スニーカーという呼名の語源としては英語の"Sneak"(忍び寄る)から派生していて、靴底の堅い革靴と違い、柔らかい素材でできたスニーカーを履けば、後ろから静かに忍び寄ることができるということから名付けられたのです。1916、Keds社が販売の段階で「静かなクツ」ということをセールスポイントにし、そのキャッチフレーズの一部から産まれたものです。

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 この「忍び寄る」イメージを嫌い、良識ある「オトナ」はこれらを「テニスシューズ」と呼んだそうで、もちろんハードコートでのテニスにも、スニーカーは(当時のものと比べ)最適な靴であったのです。英国人は、このスニーカーを「トレーナー」と呼びます。

 雑学によりますと、そのスニーカーの原型となるゴム製シューズを発明したのがブラジルのインディオの人達だそうです、このことはあまり知られていないようですが、彼らは足を生ゴムの液に浸し、それを固めてゴム製シューズにしていたそうです。

 生ゴムのままだと気温で固さが変化したり、もろくなりやすいという問題あり、これを解決したのは1830年代のことでアメリカのチャールズ・グッドイヤーという発明家で、生ゴムに適量の硫黄を混ぜて加熱すると、ゴムの分子間に硫黄が入り込んで網目構造になることで、弾性が増し長持ちする加工ゴムになるのだそうです。

 現代のようなスニーカーが市場に登場したのは、1917年のアメリカでUSラバー社が発売した「ケッズ」という商品で、茶褐色のキャンバス地に、黒のゴムソールという実用本位なデザインだったそうです。そして1960年代にはアメリカで様々なスニーカーが作られ、そのブームは全世界に広まっていったのだそうです。

 今は日本でも靴屋にいくと、そのデザインや機能の豊富さに選択に迷ってしまって、返って欠陥品を買ってしまうこともあります、デザインよりも機能本位に歩く靴として、信頼できるシューズフィッターの居る店で説明を聞き、履いてみて選らばないと、遠い距離を歩く場合靴によって足の疲れの差は大きく、足を痛めたり変形を起したり、取り返しのつかないことになります。スニーカーは慎重に選んで買いましょう。

 因みに、チャールズ・グッドイヤー(Charles Goodyear, 1800年12月29日1860年7月1日)は、アメリカ合衆国の発明家で、加硫ゴムを発明しゴム製品の基礎を築き、1844年6月15日に特許を取得しながら、特許料も多くは入らぬ間に、研究費用の出費からか大きな負債を負って死去し、コネチカット州ニューヘブンのグローブ・ストリート墓地に埋葬されているそうです。グッドイヤーも彼の家族も、彼にちなんで命名されたゴムタイヤメーカーのグッドイヤー・タイヤ・アンド・ラバー・カンパニーとは関係が無いそうです。

 「だれかに教えたくなる雑学700」 及び Wikipedia より



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