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2009年3月26日 (木)

無駄話<レミング>

 人間以外にも自殺する動物がいると聞き驚き調べてみました。それはレミングという鼠の仲間なのです。

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 レミングはハムスターによく似た小さなネズミ。このネズミは、なんと驚いたことに集団自殺することによって、個体数調節を行なっているというのです。ノルウェー地方に住むこのネズミは、4年周期で子供が増える。いわゆる鼠算的に。すると何百万匹というレミングが群れをなして旅に出て、岸や海岸から海に入って溺れ死ぬといいます。

 実は、レミングは、かなり長い間「集団自殺をする」と考えられていたのです。スカンジナビアでは「集団で海に飛び込む」という伝説が古くから知られ、「集団自殺をする」とする説は近年まで信じられており、現在でも誤解している人々は多いのです。

 実際には、レミングは泳ぎがうまく、個体数が増えすぎ餌場を求めて集団移住の際に川を渡ることはよくあり、集団移住を行っている際に一部の個体が川に落ちて溺れ死ぬことはあるが、これは自殺ではなく事故であり、すべての個体が集団で川で溺れ死ぬことはないのです。

 レミングの話はそれでよいとして、この頃テレビを見ていると「何々電鉄何々線人身事故により、何々駅~何々駅間運転休止中」というテロップがよく目につきます。その殆どが自殺だと聞いて身の毛のよだつ思いがします。2008年には自殺者が3万人を超え交通事故死者の6倍にも増えているとのこと、そしてその46%が病苦、24%が生活苦、病苦には生活苦もダブっているとのことです。派遣切り、大量解雇がいつまで続くのか分らない今は、生活苦に悩む人は増える一方です。  

 でもこれは総べてを社会状況や政治のせいばかりにも出来ないのではないでしょうか、昔は子沢山大家族で赤貧のもっともっと悲惨な生活のなかでも、家族や隣り近所で助け合い支え合って一縷の希望や些細な喜びを生き甲斐に自殺など考えたこともなく生きていた話が多く残っています。

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 人間は誰も一人では生きていけない生き物です、周りの人との強い絆がなければ独りでは弱いものです。今は殆どが核家族になり子供は成人すれば都会に出て、親子や基本である夫婦の絆さえ危うくなり、故郷を見切り殺伐と享楽の都会に出れば、住むところはマンション、何年住んでいても隣人と親しくなることはなく、なにか事があってもお互い知らぬ顔、こういう状態は順調な生活が続いているときは煩わしさはなく楽なので、皆その楽を享受し、絆に伴う煩わしさから逃げて、何事も金、金さへあれば出来る楽な生き方に慣れて、そのために皆精神的にひ弱になっているです。

 その状況で何か事あったときはいっぺんに奈落の底に落ちたように悲観し、誰を頼ることも出来ず、周りにも顔をそむけて知らぬ顔をされ、絶望してしまうのでしょう。普段からお互いに絆を太く培っておけば、経済的な助けなどして貰えなくても、愚痴を聞いてもらい一言の励ましを受けるだけで勇気百倍になる場合も多いのではないでしょうか。折角この世に生を受けた命、大事に全うしなければと思います。人間の自殺がレミングのように伝説になる時代が早く来てほしいものです。



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コメント

雪の上のネズミ、とっても可愛いです。
実は私もちょっと前までは1人がいいなんて言ってました。でも色々と人と知り合うことで、なんと言うんでしょうか?素晴らしい刺激とみんなと協力することでの一体感。今素晴らしい時を過ごしているな、と感じております。
1人では生きられない。って、けして弱みではなくって
実は強みなんですよね!

いしころとまとさんでも、やはり一人がいいなんて言ったことがありましたか、誰でも人間関係の煩わしさから逃れたいときもありますよね、でもやはり一人では生きられない、誰彼なくというのでなく信じられる波長の合う人を見つけて付き合うことですね。

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