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2009年7月19日 (日)

無駄話<アリとキリギリス>

 梅雨明けも近いようで、いつのまにか雨の降っていない昼間はキリギリスの声が聞こえ、夕方はヒグラシが鳴く季節になりました。キリギリスの声を聞いてふと、イソップの寓話「アリとキリギリス」を思い出しました。イソップ寓話の一つである「アリとキリギリス」、元は「アリとセミ」だったそうですが、セミの生息しない北の地方へ伝えられる翻訳過程でキリギリスに変えられたそうです。日本へははじめから「アリとキリギリス」で伝わったようです。

 働きもののアリ
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 ご存知のようにこの話のすじは、[暑いの間、アリたちはの間の食料をためるために黙々と働き続けているとき、キリギリスは涼しい木陰でバイオリンを弾いたり、歌を歌って遊び、働くアリたちのことを笑っていました。やがてが来て、キリギリスは食べ物を探すが見つからず、アリたちに頼んで、食べ物を分けて貰おうとするが、「夏には歌ってたんだから、冬には踊ったらどうだい?」]と断られるというような話でした。

 歌っているキリギリス
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 なお、それでは残酷だというので、アリが食べ物を分け与え「私は、夏にせっせと働いていた時、あなたに笑われたアリですよ。あなたは遊び呆けて何のそなえもしなかったから、こうなったのです」とキリギリスを諭し、キリギリスはお礼にバイオリンを演奏するというふうに改変された話もあるそうです。

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 こういうことを言うと曖昧にしている齢がバレそうですが、今は昔、小学校であった現代の道徳の教科にあたる「修身」という科目の教科書にこの話が載っていたように覚えています。

 人間社会もこのの話ように、汗して働いた者はそれだけの苦労は報われ、怠けて遊んでいた者は、冬は物乞いに回らなければならないと決まっておればよいのですが、現代はなかなかそうはならず、苦しい思いをして真面目に働いた度合いの大きい者ほどそれに報われる率は小さく、要領よく悪知恵を働かせ法すれすれののことをやって大もうけ、年じゅう歌って踊って暮らしているキリギリス族が多いようです。

 今度の選挙では、こういう社会の偏向や格差を無くしてくれる党や候補者に投票したいものですが、そんな投票先は見つかりそうにはありません。



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コメント

キリギリスとヒグラシの声が聞こえる環境がうらやましいですね。
アリを見つけるとブチッとやってしまう2歳の息子…将来、キリギリス族にならないことを祈るばかりです。それにしても最初はセミだったとは(驚)

かおりんさん、「働けど働けど猶我が暮らし楽にならざり、じっと手を見る」の世のなか、息子さんに要領のよい人間キリギリス族を目指す教育をしたほうがよいかもしれません。

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