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2009年7月13日 (月)

無駄話<虹と竜>

 こちらの地方では、今年の梅雨の雨の降り方はしとしと降る長雨型でなくて、1日のうちにでも集中豪雨と晴れ間を何回も繰り返すような降り方で、一瞬の晴れ間には虹が出たりします。その虹を見て思ったのですが、自然現象である「虹」の字がなぜ虫偏なのでしょう。

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 漢字の偏やつくりは意味するものと密接な関係があり、けもの偏の字は「猫・狐・狸・狼・猪」のように「けもの」を表す字が多く、水に関係する字は「池・海・河・滴・汗」のように「さんずい」の字が多いように、偏から意味するものが分る場合が多いのですが、虹と虫偏はどうも結びつきません。

 実はこの虫は甲虫など昆虫を表す虫ではなくて、蛇を表しているのだそうです。なぜ虹が蛇なのか、その蛇とはニシキヘビなどの普通の蛇のことではなくて、想像上の生き物である「竜」のことだそうです。

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 中国で昔から言い伝えられている迷信で、竜は普段は水中でじっとしているのですが、あるとき雷鳴とともに空へ昇るという話があるそうです。そう考えると、昔の人が雷鳴とともに降るにわか雨の後に、空にかかる虹を竜が空に昇ったと見たのも分る気がします。

 竜にまつわる言い伝えや迷信はいろいろありますが、どれも中国から伝わった話で、中国では竜は神獣・霊獣であり、劉邦の出生伝説以来、皇帝のシンボルとしてあつかわれたのです。水中か地中に棲むとされ、その啼き声によって雷雲や嵐を呼び、また竜巻となって天空に昇り自在に飛翔すると言われています。

 竜巻
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 「竜に九似あり」ともいわれ、角は鹿、頭は駱駝、眼は鬼(中国で言う「鬼」は幽霊のこと)あるいは兎、体は大蛇、腹は蜃(この場合の蜃は蛤ではなく蛟の意味)、背中の鱗は鯉、爪は鷹、掌は虎、耳は牛にそれぞれ似るといわれています。また口の辺に長髯をたくわえ、喉の下には一尺四方の逆鱗があり、顎の下に宝珠を持っていると言われます。秋になると淵の中に潜み(冬眠でしょうか)、春には天に昇るとも言われます。



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コメント

仙台も天気が急変して、バ~と雨が降って
とまとが大丈夫かな、とそちらを心配しております。
虹、ダブルですね、ずいぶんと間近に見えます。
自然がなせる技ですが、昔の方は想像力がたくましかったのでしょうね。
虹=竜ですか?
不思議な感覚ですね~~

いしころとまとさん、こちらではトマトは透明なビニリシートで屋根をしています。病変もなくてよいのですが、水遣りが必要です。
現代人では竜と虹はなかなか結びつきませんが、古代の人の感性は純粋なのかも知れません。

こちらでも降る雨が夕立が一日に何べんも
降るような天気が急変して降ります。
漢字の虫偏はホント結びつきませんね、
竜は想像の生き物とのこと、よく神社の
建物の彫刻で見ます。

二重にかかる虹、美しいですね~
癒されます☆
それにしても、虹が何故虫へんか、などと
考えもつきませんでした!
kazutyanさんはいろんなところに疑問を抱いて
いらっしゃって調べて…哲学者ですね~!
虹は竜!また勉強させて頂きました!
辰年のかおりんでした。

山ちゃんさん、こちらは夕立もなく真夏日の連続です。竜は想像上の動物なのに、どうしてか絵や彫刻ではよく見かけます。正体の未知に対する好奇心でしょうか。

かおりんさん、虹を見るとなにか希望、夢、未来のようなものを連想しますが、竜とはちょっと結びつかないのです。
ブログのネタに詰まって、苦し紛れの疑問を持つだけです。

おはようございます♪
何の知識もなく虹を見ると生き物のように
思えるのでしょうか
竜や河童や麒麟や妖怪たち
想像の生き物が具体的な姿で思い描かれてるのが
人間って面白い
虹も蛇も虫偏、漢字も奥が深いですね~

エフさん、現代人のような知識も雑念もない古代の人の想像のほうがロマンがあるのかも知れません。

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