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2009年9月29日 (火)

無駄話<ひょんなこと>

 今日はひょんなことからこの無駄話をアップすることになりました。というのは「イスノキ」という植物があると聞いて、椅子を作るのによい木で「椅子の木」なのかと検索しているうちに、椅子には関係のない「柞の木」で、この木独特の「イスノキコムネアブラムシ」に寄生され、葉や実に虫瘤ができるので知られており、別名「ヒョンノキ」とも呼ばれ、「ひょんなこと」の語源にもなっていたのです。

 虫瘤のできたヒョンの葉
Isunoki1

 「ひょんなこと」という言葉の意味は「意外で奇妙なこと」「とんでもないこと」ですが、この「ひょん」という言葉、これには現在有力な説が二つあるようです。

 まず一つ目は、なんの捻りもない「ヒョン」という植物の名前から来ているという説です。イスノキ(柞)という木があり、その別名をヒョン、あるいはヒョンノキといいます。この木にできる実は卵形をしていて、毛が密生し、その上虫瘤ができたりして、他にあまり類のない姿をしていることから、意外で奇妙な様子を「ひょんな」というようになったという説です。

 ヒョンノキの実
Isunoki21

 二つ目の説は、漢字の「凶」に由来するもので、江戸時代中期の学者、新井白石が「同文通考」という著書の中で、「ものの良からざることをヒョンというが、それは「凶」という字の中国語読みのヒョンからきている」と述べているそうです。つまりヒョンという言葉は、予期せぬ良くないこととして使われていたのだということになります。

 同文通考
Pic_041

 現代の「ひょんなこと」の使われ方は、思いがけないよいことや、珍しいことに使われて、少なくとも悪いことや不幸なことの、「凶」の意味では使われないようで、「ヒョンノキ」説が合っているようです。

 今度の衆議院選圧勝の民主党では、比例代表に立候補要請されて、どうせ当選はないだろうと気軽に引き受け立候補したところ、当選してしまい、自営の仕事を止めて議員活動しなければならず、これからの人生が変わってしまった人もいるとか、ひょんなことで議員になったり、大臣になった議員さんもいるようです。



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コメント

ヒョン!
そんな名前の木があるなんて!
しかもkazutyanさんの文章の出だし
「ひょんなことからこの無駄話を・・・」
というのがまた面白いですね。

ひょんなことが多い世の中ですよね。

前々から気になってたのですが、文系のお仕事されていたのかしら・・。
なんだかとっても知的な雰囲気が漂っていますぅ~。

かおりんさん、ひょんなことって悪いことではないようだし、時々あってくれたら楽しいのではないでしょうか。

cocoさん、過大評価頂き恐縮ですが、私は電気技術系なのです。

ひょんな事から・・・
歳を重ねていくと、この言葉とっても
意味深長に感じてましたが・・
そんな意味があったんですね。
ひょんな事からkazuchanとお知り合いになれましたが・・・それはたしか、やらず豆の話題でしたかしらね?
やらず豆、我が家の大きくなってます。
まだブログに紹介できるほど乾燥までいってませんが・・・やらず豆を見てkazutyanを
ひょんと思い出しました。。。

いしころとまとさん、そうでした「やらず豆」が「ひょん」でした。今年春に種を買おうと探したのですが見当たらずでした。こちらにも昔アメリカに農業研修に行った人が種を持ち帰って広めた地域限定の、通称アメリカ豆というインゲンがありまして、莢豆としても乾燥豆にしてもとても美味しいのがありますので、それを植えています。それが今が旬で今年は豊作で沢山できて食べきれず、みんなに「やり豆」です。

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