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2009年10月17日 (土)

無駄話<有機・無農薬>

 今年は家庭菜園の大根や白菜、他の葉もの野菜も害虫が多くて、折角生えても虫にやられて葉が網状になり消えていくものや成長しないものあり、蒔きなおしをしたものもあります。葉そのものを食べる野菜には出来るだけ農薬を使いたくないのですが、それはとても無理な話です。

 虫食い白菜
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 虫食い青梗菜
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 ところが最近の自然食・健康食ブームにのって、生産者直売所や、一部スーパーでも、有機・無農薬栽培を標榜した野菜が多く売られており、また食材として有機・無農薬の野菜以外は一切使っていませんと看板にしたレストランができたりします。こいうのを見ると消費者はなんとなく安全、標榜していないものよりはいいだろうと、深く考えないで少し高くついても買ったり食べたりしてしまいます。これは小規模な家庭菜園でもやっている身には疑問で不安に思えてなりません。

  生産者直売所
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 こういう標榜をするのは、言ったもの勝ちではなくて基準がある筈です。
有機栽培と表示できるのはJASに基づく認証制度で認められたものだけであり、2年以上前(多年生なら最初の収穫の3年以上前)から田畑に化学合成の肥料を使わず、有機質肥料(動植物を肥料にしたもの)しか使っていないこと、化学合成農薬も使わないで育った野菜や果物、穀類であり、近辺の田畑との距離や水の流れまで検査対象になり、監査もあり、罰則もある厳しい制度だそうです。 ただし禁止されていない農薬は使えるため、それらを大量に使ってしまうという問題もあります。

 無農薬野菜(こんな綺麗なのが?)
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 一方で無農薬標榜するには栽培期間中に農薬を使わなかったもの、化学合成農薬も天然物由来の農薬も一切使わない、ということですが、過去の大量農薬散布は問われないため土中残留農薬含有の可能性はあります。こちらには認証制度はなくガイドラインで提示されているだけ。「無農薬有機栽培」となると完全のように思えますが「無農薬」の側が完璧であるかどうかは、疑問が残るということです。

 売っている野菜を見ますと少しは虫害の跡はあっても、基準を守ってこの程度の被害で済むものかと思われ、肥料については見た目では全然わかりません。そしてまた基準があっても、それが完全に守られているかどうかの監視監督制度はどうなっているのか、それが不完全では、結局言ったもの勝ちの制度になり、いっとき世間を騒がせ、次々と暴かれた偽称に他なりません。やはり出来るだけ安全な食を考えると野菜だけでも自家菜園でまかなえることは幸せです。



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コメント

おはようございます♪
無農薬では野菜はできないと父がいつも言ってます
野菜を作ったことがないのですが収穫をちょっと手伝ってみると
泥の中からいろんな虫がわんさか出てくるので驚きます
野菜作りは虫との戦い
無農薬の野菜はどうやって虫と戦ってるのか知りたいです

エフさんのお父さんもそう仰っておられますか、ほんとうに虫との戦争、無農薬なんて言っておれば全滅なんです。

有機農業をやっている畑で、野菜を作った時はキク科のレタスは不思議と虫に食われず綺麗なものでした。でも小松菜は全滅。有機はプライドを持ってしっかり消費者目線でやってくれればいいと思いますが、私も「農家はみんな有機で!」とは絶対に言えません。
農家だった実家では市場を通す野菜も作ってましたが、やはり農薬は使っていました。商売としてやるには、農薬がなければ野菜も米も出来ないと母も言っていましたね…。
マンションのベランダでも虫がつくのですからね…
牛乳スプレー片手にアブラムシと戦う日々です(汗)

かおりんさん、そう言えば有機でない畠でもレタスやチシャには虫が少ないです。
消費者もある程度の虫食い野菜は返って安全なのだという認識をもって選んで買うようにするべきだと思います。

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