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2009年11月 4日 (水)

無駄話<千六本>

 ぼつぼつ、おでん、ふろふき大根、新漬物にと、大根の美味しい季節です。大根といえば「千六本」という刻み方をよく聞きます。マッチ棒くらいの長さで細く刻むことですが、なぜ「千六本」なんでしょう、料理教室で「多くても少なくてもいけないんですか」と聞いた生徒がいたとか、同じ大根で細く刻んで干したのを「千切」と言いますが、それより6本多いと言うことは、もっと細くという強調の意味でしょうか。

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 「せんろっぽん」、漢字で「千六本」と書かれることもあるため、千切りよりも六本分細かくということかと思いますが、本来「ろっぽん」は「六本」ではないそうです。

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 せんろっぽんは元々「繊蘿蔔」と書き、「せんらふく」「せんろぼう」と読むそうです。さらに中国語読みで「セン(シェン)ロウポ」となり、これが「千六本」になったというわけです。

 ちなみにこの蘿蔔はラテン語に由来するとも言われています。
繊は細かい状態を指す言葉で、蘿蔔(あるいは蘿箙)は大根のことを表す言葉であり、分かりやすく言えば「千切り大根」と同じなのです。ですから、キャベツを千切りにしてもニンジンを千切りにしても「せんろっぽん」とは言わない、大根だけに使える言葉ということになります。

 「千六本」に刻む前に大根の皮を「かつら剥き」にしますが、この「かつら剥き」の語源については、能装束では、かつらの上に細い布を巻いて後ろにたらすことを「かつら巻」と呼び、これが語源とされています。

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 また、京の町に物を売りにくる大原女や白川女は頭に手ぬぐいをかぶっていますが、桂女は白の布をかぶっており、その布に似ていることからともいわれます。



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コメント

急に寒くなってきましたね。
おでんや鍋物の季節到来です。
先日「カレーおでん」なるものに初挑戦しました。
おでん用カレー粉付きの「おでん」を買ったので。
これがなかなか美味しかったですよ~

可惜夜さん、カレーおでんですか、美味しいでしょうね、よりいっそう温まるでしょう。

千六本、恥ずかしながら聞いたことありませんでした。
スライサーで千切りしてて「千一本」という痛い目にあったことがあります。
以来、指を切らないよう、包丁で千切りしています(笑)

かおりんさん、「千一本」は痛かったでしょう、「千六本」は聞いたことがなくても、指を切らないよう、千切りが出来ればいいじゃないですか。

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