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2009年12月25日 (金)

無駄話<クリスマスツリー>

 クリスマスは今日ですが、早いところでは11月から飾られ始める「クリスマスツリー」、今ではさほど珍しくもない歳末の街の風景として溶け込んでいます。一般家庭でも正月の門松よりもツリーのほうが違和感なく飾られているようです。この「クリスマスツリー」の起源はどうなのでしょう。

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 起源はいくつか言われていますが、そのうちの一つとして、古代ローマ市民の間ではキリスト教伝道以前から、冬至までに短く弱くなる太陽が冬至以降に復活することを祝う、農耕の神サトゥルヌス (クロノス) に関わるサトゥルナリア (サトゥルヌス祭Saturnalia) が12月17日から24日までの一週間ありました。 この期間は休みとなり、羽目をはずし大騒ぎをしていたようで、ヒイラギ (柊) など常緑樹を飾ったり、プレゼントを贈ったりなどの風習も見られ、キリスト教布教に当たってクリスマスに取り込まれたとされ、古代ローマではモミ材で船を作ったので重用されており、これらの常緑樹を飾る風習がクリスマスにクリスマスツリーを飾る習慣になったとされます。

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 日本に伝わったのは1860年、プロイセン王国(第一次世界大戦で消滅)の使節オイレンブルクが公館に初めて飾ったのが最初、1874年には原胤昭(はら たねあき)により築地大学(明治学院の前身)で行われたクリスマス・パーティーに、日本初のサンタクロースとともに登場したそうです。

 1885年に横浜で開業した明治屋が、1900年に東京銀座へ進出すると、銀座のクリスマス飾りは広く行われるようになり、同じころには、神戸でクリスマス用品の生産が始まったのです。日本のクリスマス行事は、1928年の朝日新聞紙上で、「クリスマスは今や日本の年中行事となり、サンタクロースは立派に日本の子供のものに」と書かれるほど定着しました。

 第二次世界大戦中は影を潜めましたが、戦後すぐに復活、1948年には東京駅などのクリスマスツリーが、(当時国営鉄道であったため)宗教活動ではないかと問題にされ、運輸省が「季節的な装飾のひとつで宗教活動ではない」と釈明するひと悶着もあったそうです。現代の日本においては全く宗教的な意味など全くなく、季節的な装飾として定着している。

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 そして今はクリスマスツリーから樅の木やヒイラギを置き去りに、イルミネーションだけが抜け出して落葉した街路樹や看板、一般家庭でも、庭木、垣根、家全体を飾るような大掛かりなものも見られ、だんだん派手になり豪華になって日本中にきらめく歳末風景になりました。電気の無駄遣いとの批判もあるようですが、消費電力の少ないLEDのイルミネーションも普及して来ているようです。この不景気の歳末せめて一時でも気持ちを明るくしてくれるのが嬉しいです。



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コメント

メリークリスマス~♪

急遽、年末に主人が仕事で帰省することになりましたぁ~。
今回は、ついてゆかずに、新潟でお留守番するつもりですぅ~。
TUTAYAでDVDを借りたばっかだし飽きないと思います・・。

お正月の門松より、イルミネーションのが違和感無く飾っているみたいですね、
飾る期間もクリスマスまででなく、お正月
兼ねて飾っているみたいな所が多い様です。

cocoさん、メリークリスマス、もうずいぶん新潟生活も慣れられたようですし、たまには一人でお留守番もいいじゃないですか、ゆっくり羽を伸ばしてよいお正月を迎えてください。

山ちゃんさん、そうですね今は正月も門松よりもイルミネーションの方が一般的ですね、地味な門松より美しいイルミネーションのほうがう憂さを忘れ正月気分も浮き立ちます。

小さい頃、本物のモミの木が欲しいなぁ
とよく思ったものです。
仙台ではケヤキ並木にイルミネーションが
飾られ、街を明るく彩ってくれています。
一斉に点灯する瞬間は誰もが心踊らせる瞬間です。

かおりんさん、この頃落葉樹の並木にイルミネーションを飾りつけしているところが多いですね、透明感があって遠くまで見えるのがいいです。

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