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2009年12月10日 (木)

無駄話<国技>

 「六日の菖蒲」のような無駄話と思われるでしょうが、先月末29日で秋場所もまた外国人力士の優勝で終わり、平成18年春場所以来優勝は外国人力士が占めており、これで何が「国技」なのかと思います。それで「国技」とは一体何なのか由来を調べてみました。

 平成21年秋場所 白鵬優勝 

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 日本人なら日本の「国技」はと聞かれると、大抵の人は「相撲」と答えるでしょう。確かに相撲には古い歴史があり伝統は今でも守られていますが、柔道や剣道、弓道だって日本古来の競技です。それでも世間一般には「国技」と言えば相撲と思われています。でも国が法律で相撲を国技と定めているわけでもなく、運営に国費が出ているわけでもないそうです。

 明治42年のこと、東京の両国に大相撲の常設館が完成し、その建物に名前を付けることになったのですが、どんなに議論をしても決まらず、板垣退助委員長の命名委員会というものが出来ても決まらず、板垣さんの提案した「尚武館」というのも採用されなかったそうです。

 両国国技館
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 その時、文人の絵見水陰という人に落成開館式の披露文を書いてもらっていたのですが、その中に、「そもそも相撲は日本の国技...」という文章があり、それをヒントに新築の常設館は「国技館」となったのです。そしてその名前から相撲は「国技」というイメージが人々に広まっていったのだそうです


 外国の国技と呼ばれているものを見てみますと、二つの場合があるようです。

◎国によって特別な地位や待遇を与えられているもの

 例:テコンドー(韓国)、アイスホッケー(カナダ)

◎国民に深く親しまれ、その国の文化にとって特に重要な位置を占めるという考えが 国民に広く支持されているもの

 例:相撲日本)、野球アメリカ合衆国

 前者の場合は、国が法令等で正式に「国技(national sport)」としての地位を認定されています。後者の場合は、歴史が古く、その国の伝統文化と深く結びついていれば国技であるとする考えもあれば、現在国民の間に人気が高く、競技者人口や観戦者人口が多ければいいとする考えもあって、定まった説はないようです。

 それにしても国技と呼ばれるからには、優勝を連続外国人に持っていかれるのは、ちょっと無様で、ファンとしては侘しい限りです。



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コメント

相撲はやっぱりそうですね。
私も、日本の文化を象徴するようなスポーツというとらえ方をしていました。
外国人力士が賑わしてくれるのはいいですが、
やはり、千代の富士のようなキリリとした
日本人力士が出てきてほしいですね~

かおりんさん、そうですよね、千代の富士はよかったです。日本人でああいう力士はもう出そうにないです。国技でなく国際技になってしまうのでしょうか。

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