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2010年1月20日 (水)

無駄話<乙な味>

 皆さん今月は正月、新年会などいろいろ美味しいものを食べる機会が多かったと思いますが、「乙な味」のものもありましたか、今は余り使われない言葉ですが、落語「酢豆腐」だったか?、知ったかぶりをする気障な若旦那が腐った豆腐を食わされて「これは酢豆腐、なかなか乙でげすな、珍でげすな」と言う場面があったように思います。

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 甲乙あって乙と言えば二番手という感じがしますが、そうではなくてひと味違った味ということだそうです。この「乙」というのは「乙の調子」からきた言葉だそうで、人間の声の音域は大体2オクターブぐらい、その高い方を「甲」の調子、低い方を「乙の調子」と言うそうです。

 江戸時代に、三味線に合わせて歌うときに、子供は伴奏よりも1オクターブ高い声で歌うのを「甲で歌う」と言い、老人などが1オクターブ低い声で歌うのを「乙で歌う」と言ったそうです。芸暦の長い老人などは非常に味のある渋い声だったので、そこから微妙な味わいのあるもののことを「乙な味」と表現するようになったそうです。

 声の調子の表現を味に当てはめるとは「乙な表現」ですが、では音痴な私のように外れた声で歌えば「丙」か「丁」の声と言われるでしょうね、いや今の若い人には、甲、乙、丙、丁、なんて通じないでしょうか。



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コメント

なるほど読ませていただき、乙はひと味ちがった
味、乙な味とゆう言葉はよく聞きますが、
なるほど納得です。

山ちゃんさん、納得いただけましたか、私も乙より甲のほうが上なのにと、「乙な味」には合点がいかずにおりましたが、今回調べてみて理解できました。

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