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2010年1月19日 (火)

無駄話<氷核活性細菌>

 今年になってウォーキングのとき2回くらい水溜りが凍っていて危なく滑りそうになったことがありました。今日は氷の話でタイトル「氷核活性細菌」、難しい無駄話のようですが、知らぬ間に身近になっている話なのです。

 水の凍る温度は0℃というのは小学生でも知っている常識と思われていますが、実際にはきっかけがなければ氷点下でもなかなか凍らないのだそうです。この状態を過冷却現象と呼ぶそうで、純水なら-20℃ぐらい、小さな水滴なら-10~5℃にならないと凍らないそうです。

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 そこで出番となるのが「氷核活性細菌」、この細菌は自らを氷で包むことで冬の寒さから身を守っているのです。この細菌が出す「氷核活性物質は水を凍りやすくする作用を持っており、水滴程度なら-3~2℃で凍らせるのです。これが農作物の霜害の原因の一つ考えられています。

 この細菌の作用を身近で利用しているのが人工スキー場で、あまり温度が低くなくても雪を作ることが出来ることから、人工降雪剤として使われているそうです。作った雪が溶けにくいというメリットもあり、冬季オリンピックでも何度か使用されたそうです。

 人工降雪
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 また研究段階としては、農作物の葉表面についている「氷核活性細菌」を駆除することで霜害を防止する方法や、害虫を凍死させる農薬の開発などがあり、食品の冷凍温度操作については、ぼつぼつ実用化されているようです。

 わが身を氷で包んで寒さを防ぐとは、人間からみれば発想の逆転、これを人間が応用できれば大きな省エネ、鳩山首相が世界に約束したCO2削減も容易に実現出来るのではないでしょうか。



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