無駄話<松の内>
いよいよ「松の内」は明けて、今日から日常に戻ると言っても、働いている人は今年は正月休みは3日までで、とっくに正月気分は抜けているでしょう。
「松の内」は松飾りをしておく期間ということで、松の内の期間は関西と関東では違うそうです。松の内は1月7日の大正月(おおしょうがつ)までをさすことが多いようですが、関西地方では1月15日の小正月(こしょうがつ)までを松の内としています。
もともとは小正月までを松の内としていましたが、これが江戸時代頃から1月7日の大正月までを松の内とするようになったと言われてています。
どんど焼き
またこの小正月は女正月(めしょうがつ)とも言われており、これは年の暮れから正月「松の内」の間女性は年賀客接待などで休めなかったので、それをねぎらう意味でも女性が骨休めをする日とする場合もあるそうです。小正月15日には7日の七草粥のように小豆粥をつくり、供えてから食べる習慣もありました。
その骨休めの意味からか、当地では昔は「松の内」明けの16日、「ロクイリ(六入り)」と言って、厳しい姑の目を逃れて嫁は遠慮なく実家へ薮入り(里帰り)して羽を伸ばせる慣わしがありました。一緒に連れて行って貰える子供にとっても楽しみでした。 著者:霜 康司,刀祢 雅彦 著者:刀祢 雅彦
いろいろな慣わしや行事が消えていくのは侘しいことではありますが、それも時代の流れ、前向きに新しいことに目を向けていくことの方が大事でしょう。
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