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2010年2月 3日 (水)

無駄話<暦の春>

 今日は節分、明日からは暦の上では春、節分はもともと各季節の始まりの日(立春、立夏、立秋、立冬)の前日のことをいい、季節を分ける節目の意味もありましたが、江戸時代以降は特に立春の前日だけをいうようになったようです。

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 節分は旧暦(太陰暦)上のもののような気がしていましたが、それにしては毎年新暦2月3日に決まっているのが不思議に思っていました。調べてみると太陰暦ではなくて太陰太陽暦で太陽の位置から決められているそうです。現代日本で使われているのは太陰太陽暦の中のグレゴリー暦だそうです。

そのグレゴリオ暦というのは、1582年にローマ教皇グレゴリウス13世が、それまでのユリウス暦を改良して制定した暦だそうです。現行の太陽暦として世界各国で用いられています。単に新暦とか西暦と呼ばれる場合もあります。

 イタリヤ・ボローニャ市庁舎 グレゴリウス13世像
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 グレゴリオ暦は1年を365日とし、4年に1回閏年を置いて366日とします。ただし、400年に3回は閏年とせず平年とします。結果的に、400年間閏年は97回となります。日本では明治5年(1872年)に採用され、明治5年12月2日の翌日を明治6年1月1日(グレゴリオ暦の1873年1月1日)としたそうです。

 暦がこんなに種々あるとは知りませんでしたが、暦の種類を整理してみると大きく三種類に分けられます。

(1) 太陽暦・・・・・・・太陽の運行によって日を数え、季節の変化を調節する暦法。
              太陽年の長さを基礎として作られた。
             (エジプト暦、ペルシャ暦、ユリウス暦、グレゴリー暦、マヤ暦)

(2) 太陰太陽暦・・・太陰・太陽の運行による暦法。
             毎月の日数は朔望月を基礎としてきめられ、一年の長さは
             太陽の動きを計算して、ほぼ一太陽年となるようつくられた。
             (バビロニア暦、ギリシャ暦、ユダヤ暦、インド暦、中国暦、日本暦)

(3) 太陰暦・・・・・・朔望月の長さを唯一の基本定数として作られた。(マホメット暦)

 節分の日付は現在は毎年2月3日ですが、これは1985年から2024年ごろまでに限ったことで、1984年までは、4年に1度の閏年には2月4日でした。2025年から(2021年からになる可能性もあり)は閏年の翌年に2月2日になります。

 節分の日付は数十年のスケールで徐々に前倒しになっていきますが、4で割り切れても閏年とならない1900年、2100年、2200年……の翌年に1日遅れに修正されます。

 節分は立春の前日であり、立春は太陽の黄経が315度となる日だそうで、このように、間接的に天体の運行に基づいているので、日付は年よって異なり、また未来の日付は軌道計算に基づく予測しかできないのです。なお厳密には、基準とする標準時によっても節分の日付は異なりますが、日本以外では節分を祝う行事や風習がないので、旧正月のように国による日付の違いが話題となることは少ないのです。

 暦の起源なんて知らなくても日が昇っては沈み、季節はめぐり、人の一生も終わっていくのですから、全く無駄話でした。


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