« ウォーキングコースの植物 | トップページ | 無駄話<乱高下> »

2010年4月15日 (木)

無駄話<靴紐>

Imagescamw8zv3

 今朝歩きに出る前、靴の紐が切れかけていないか確認していてふとあのことが頭を過ぎりました。バンクーバーオリンピックでフィギュアスケート競技中の織田信成選手の靴紐が切れたことです。

Figure_skate_f150bk1

 織田信成選手は、演技中にスケート靴のひもが切れるアクシデントで競技を中断。締め直して再開したのですが、2点の減点のほか表現力を示す5項目の要素点でも伸び悩み、ショートプログラムの4位から、フリーで7位に順位を下がったのでした。試合後は号泣し、悔しさいっぱいで終えた初めての五輪でした。

Images2

  織田信成は気がついていたのです。だからこそ悔いが残りました。演技の前から切れていたのですが、感覚狂うのがいやだったから換えたくなかったので切れたところを結んでやっていたそうです。あふれる涙、あの時、換えていればと思えば思うほど、自分の判断の甘さが悔やまれてならず、7位入賞の喜びはかけらもなかったということです。

 靴の紐が切れると不吉なことが起こる(起きている)。ドラマの演出としても使われるこの迷信は、元々は下駄や草履の鼻緒に関して言われていたもの、でもなぜ鼻緒が切れると不吉なことが起こるといわれるのでしょう。

 これは江戸時代の葬式に由来するそうです。当時、亡くなった人を埋葬しに墓地に行った後、帰りは墓地の入口に履物を捨てて帰るという習慣があったそうです。墓場の土を踏んだ履物はけがれたもの、死を連想する不吉なものと考えられたからです。そして死者や妖怪が履いて戻って来ないように鼻緒を切って捨てたそうです。

 鼻緒を切ることで不吉なものを断ち切っていたのが、やがて「鼻緒が切れる=不吉なこと」という形になったようです。時代は変わって現在は靴の紐、さらにベルトやパンツのゴムまで、不吉なことを知らせるものになったのです。

 そんな由来は知らなくても、出掛けや外出中に靴の紐やベルトが切れるというのは、嫌な予感がするものです。

Img_62771

 赤い鼻緒がぷつりと切れた

  すげてくれる手ありゃしない

   置いてけ堀をけとばして

    駆け出す指に血がにじむ

なんてことにならないよう、前もって点検確認しておくべきでしょう。



システム英単語 Ver.2 Book システム英単語 Ver.2

著者:刀祢 雅彦,霜 康司
販売元:駿台文庫
Amazon.co.jpで詳細を確認する

前置詞がわかれば英語がわかる Book 前置詞がわかれば英語がわかる

著者:刀祢 雅彦
販売元:ジャパンタイムズ
Amazon.co.jpで詳細を確認する

« ウォーキングコースの植物 | トップページ | 無駄話<乱高下> »

「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

出がけになにかしらアクシデントが起きると
嫌な予感がして
家を出るのが嫌なものです。
鼻緒が切れると不吉な事が起きるという
謂われを聞くと、
昔はわらじが
沢山必要だったのではないかな、
と思いますね。

いしころとまとさん、わらじは1日もつかもたないかだったそうですね、街道にはわらじを売る店は沢山あったそうですが、それでも予備を持って歩いたようです。
出掛けにボタンがとれるなんていうのも、出鼻がくじかれる気がします。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« ウォーキングコースの植物 | トップページ | 無駄話<乱高下> »