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2010年5月30日 (日)

無駄話<傘と笠>

 出かけには傘を手放せない季節ですが、今は携帯に便利な折り畳み傘や、鬱陶しい日も気分を明るくしてくれるカラフルなジャンプ傘の時代ですが、半世紀以上も前、私の子供の頃は、まだ田舎では傘と言えば割竹の骨に厚手の和紙を張り、柿渋や桐油を塗った番傘でした。広げると毛筆で大きく家の名や屋号が書いてありました。村には番傘を作って売る傘屋もありました。小学校低学年の頃、ランドセルの他に番傘を持つのは重荷でした。

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 「カサ」には「傘」と「笠」があります。「笠」は「帽子」に近い物でしょう。「笠」と言えば、唱歌「茶摘」に歌われている「菅の笠」や、10年前、氷川きよしが「箱根八里の半次郎」で、復活させた「股旅演歌」の歌詞に出てくる「三度笠」、虚無僧の被る「深網笠」などが思い浮かびますが、素材や形状からついた呼び名は分かりますが、わからないのは「三度笠」です。

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 股旅演歌や時代劇から「渡世人(やくざ)」の被り物という印象が強いですが、はじめて作られたのは貞享年間(1684~1688年)であり、俗に「大深」と呼ばれるほど深い女笠だったそうです。もともと女性用だったので顔を隠すよう(日焼け防止?)深く作られていたようです。

 この女笠が男笠に移り飛脚に常用されるようになり、江戸、京都、大阪の三箇所を毎月三度往復する定飛脚、三度飛脚の常用となったところから三度笠と呼ばれるようになったそうです。

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 「今、日本は落ち目の三度笠」、なんて言われていますが、特定の町に一家を構えて、縄張りを持ち収入を得ていたヤクザも、抗争に敗れると町を追い出され、行方定まらない旅の渡世になり、落ち目になると三度笠を手放せなくなるという意味らしいです。

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 そういうことなら、「今、落ち目の三度笠」、小沢親分率いる民主党じゃないでしょうか、国民まで三度笠を被らなくてはならないなんてご免です。7月の参議院選挙にはよくよく考えなければなりませんが、西を向いても東を見ても頼りになる親分は居らず、侘しい限りです。



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コメント

番傘、見るからに重そうですね。
確かに小学生にはしんどそうです。
傘忘れの常習犯なので、今まで何本無くしたか
分かりません。
いい傘買えません(^_^;)

昔から女性は紫外線対策していたのでしょうか。
三度笠ほど大きくないですが、私も紫外線対策で
帽子を買いました。

かおりんさん、子供の時の記憶ですが、番傘はほんとうに重かったです。でもくるくる回して水を飛ばせたり、喧嘩の道具にもなりました。オゾン層の破壊で紫外線はどんどん強くなっているようですから、対策は大切です。

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