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2010年5月 9日 (日)

無駄話<風薫る>

 今の時季、イベントの開会の挨拶や手紙の書き出しに「風薫る五月」という言葉がよく出ます。たしかに五月の風には、咲いている花の香りとは別の特有の香りを感じる気がします。これは臭覚の弱くなった私には鼻でなく新緑や五月晴れの空を見る目から感じる香りのようにも思えます。

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 薫風とは、広辞苑によると、「南風・温和な風・かんばしい風・南薫・青葉の香りを吹きおくる初夏の風・青嵐アオアラシ・薫る風」となっています。日本最大の俳句の結社「ホトトギス」の「季寄せ(稲畑汀子編)」によりますと、見出しには「風薫る」とあって、「南風が緑の草木を渡って、すがすがしく匂うように吹いてくるのを讃えた言葉で薫風ともいう」と説明されています。

 このように「薫風」というのは俳句の夏の季語として受け止めれられているようで、感覚的に鼻に感じる香りではなくて、こころに感じるものを言っているようです。

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 薫風」の季節はまた五月病の季節でもあります。4月から進学や就職で期待に胸を脹らませて新しい環境に入った若者が、その新しい環境についていけず焦りを感じたり、夢と現実のギャップにショックを受けたりした結果、仕事や勉強への意欲を失ってしまいます。

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 現代のような就職難の時代にそういうことになると、人生の根幹から覆ってしまう大事ですが、快晴のぬけるような五月の青空を見上げると、他の季節の青空と違って何故か私は寂寥感や孤独感を感じて落ち込むことがあります。そういう季節感も五月病の引き金になるのではないのでしょうか。



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