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2010年5月31日 (月)

無駄話<コラーゲン>

 今、化粧品やサプリメントのコマーシャルで盛んに繰り返されるコラーゲンの効果、つけても食べても若返り間違いなしの感じですが、コラーゲンのコラーは「にかわ」、ゲンは「元となるもの」という意味だそうです。にかわの原料となる動物の皮膚、骨などに多く含まれ、人のばあいでも身体の全たんぱく質の30パーセントを占めるそうです。

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 コラーゲンは人間の体には欠かせないものには間違いありません。肌の潤いを保つためにコラーゲンの含まれた化粧品というのも多数あります。肌に塗ったコラーゲンが皮膚から吸収されるような説明をしていますが、実はこれは間違いであり、コラーゲンは皮膚からは吸収されるものではないそうです。もちろんコラーゲンによる、皮膚にとって大事な表面の保湿効果はあるので効いたと感じます。

 コラーゲン粉末
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 ではコラーゲンを食べればどうか、これもそのままでは吸収されません。一度分解されてから吸収、生成されるので即効性はありません。ただし長く続けていれば体内でコラーゲンを作る材料としての期待はできるでしょうが、コラーゲンの生成力そのものを高めるわけではないのです。材料摂取だけならゼリーやタンパク質の多い食品でも十分なのです。

 目新しくコマーシャルされているコラーゲンですが、コラーゲンが地球で初めて誕生したのは、原生代後期の全地球凍結後(6億~8億年前)と考えられています。コラーゲンの生成には大量の酸素の供給が必要ですが、全地球凍結以前は地球にはコラーゲンを作り出せるだけの高濃度の酸素が地球に蓄積されなかったそうです。そのためそれまでの生物の進化は単細胞生物までに留まっていました。

 全地球凍結時代

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 全地球凍結の状態が終わり、急激な気候変動の影響で大量に酸素が作られ地球に蓄積されると、この影響により単細胞生物がコラーゲンを作り出すよう進化し、細胞同士の接着に利用され、単細胞生物の多細胞化が促進されたのです。現代に見られる多細胞生物(動物・原生生物)は全てこのコラーゲンの生産に成功した種の子孫であると考えられているそうです。



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コメント

おはようございます♪
コラーゲンは簡単に吸収できないんですか
何事も鵜呑みにしてはいけませんね
高濃度の酸素のおかげで我々人間も誕生できたとは
天地創造は複雑な仕組みなんですね

エフさん、コラーゲンのコマーシャルでは食べても塗ってもそのまま吸収されそうに暗示をかけてくれますが、それは全然ないそうです。こういうのは一時いろいろな物で問題になった偽装には当たらないのでしょうか。

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