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2010年5月16日 (日)

無駄話<蜂の巣>

 立夏を過ぎたといっても、まだ蜂の活動は始まっていないし、もちろん巣作りも始めていませんが、ウォーキングの途中、落ちていた古い蜂の巣を見て思ったのです。蜂の種類は数え切れないくらいですが、巣の中の仕切りの形はどの蜂も六角形じゃないでしょうか。

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 調べて見ると総てではないようですが普通に身近で見る蜂は巣の中の仕切りは正六角形です。人間でも作るのが難しい正六角形を定規も分度器も使わずに正確に作っています。

 巣の強度からかんがえると、辺の数が多い多角形を敷き詰めるといろんな方向からの力に対して強度が増します。しかし七角形や八角形以上や円を敷き詰めると隙間が出来てしまうし、五角形についても1つの内角が中途半端で隙間が出来ます。三角形は隙間は出来ないが中に円筒形のもの(幼虫)が入るのには無駄が多くなります。四角形だと強度が弱くなります。

 六角形というのはある不規則な形の平面を埋めるのに最もたくさんの面積を活用できる形です。また蜂の巣の構造「ハニカム」は軽量でしっかりした強度があることでも知られ、いろいろな工業製品に使われています。これだけ立派な形の巣を蜂たちは触角を定規や分度器代わりにして見事に作り上げるのです。この時、女王蜂が何らかの指揮を執っていると考えられているそうです。

 ハニカム構造
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 「一寸の虫にも五分の魂」といいますが、進化の過程でこんな能力を持つということはどう考えても神秘です。

 人間は道具を作り使う能力の進化と伝承という点では抜群ですが、技の伝承なんていうことはなしに、世代ごとに道具を使わず材料集めから種独特の自然の理に適った形の巣を正確につくる能力が受け継がれていることは不思議としか言いようがありません。

 雀蜂の巣
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コメント

無駄になら無い、六角形は蜂に持って生れた
巣つくりの知識が伝えられているのでしょうか
そにしてもお見事と言うしかありません。

山ちゃんさん、蜂や蟻など小さな虫で、匠の技をDNAで持って生まれているのには感動します。人間は生まれてから努力して習得しない限り何もできません。

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