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2010年5月23日 (日)

無駄話<千秋楽>

 今日は大相撲夏場所千秋楽、歌舞伎や相撲、そして一般イベントでも最終日のことを「千秋楽」とか略して「楽日」なんていいます。最終日という意味だけで、由来も分からぬまま使ってきましたが、雅楽の曲名とは想像もしなかったです。

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 元々この言葉そのものが最終日という意味を持っていたわけではなく、千秋楽というのは雅楽で演奏される曲名の1つでした。雅楽というのは奈良時代に中国や朝鮮から伝わったとされる音楽や舞のことで、宮廷音楽や寺社音楽として演奏されるものです。そして仏教の法会の最終日にはこの千秋楽という曲が演奏されたことから、相撲や歌舞伎でも使われるようになったと言われています。

 宮内庁式部雅楽部
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 またこの千秋楽は、時代劇などの祝言(しゅうげん)の席でよく謡われるように、昔は婚礼の三々九度の席で謡われた謡曲、「高砂」の一節にも由来するもので、高砂の最後の方にある「千秋楽は民を撫で、万歳楽には命を延ぶ」という一節があり、千秋楽も万歳楽も雅楽の曲名で、おめでたい席で演奏されるものです。数日間続いた興行の祝いやお礼の意味も込めて最終日に謡われたようです。

 万歳楽

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 因みに、雅楽とは「雅正の楽舞」ということで、一般音楽や舞踊、「俗楽」に対するもので、宮内庁式部職楽部による定義では、宮内庁式部職楽部が演奏する曲目の内、洋楽を除くものとされ、多くは器楽曲で1200年以上も前から変わることなく、宮廷音楽として継承されています。現在でも大規模な合奏形態で演奏される伝統音楽としては世界最古の様式だそうです。



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コメント

千秋楽とは、私は相撲や歌舞伎の最終日と
思っていました。雅楽の曲名がとは、始めて知りました。又千秋楽とゆう曲あることも知りませんでした。

山ちゃんさん、語源や由来を知らなくても意味の通じる言葉は多いですね、敢えて調べることでもないのですが、調べてみると面白い発見もあります。

色々な話題を取り上げて
kazutyanの頭の中はものすごい回転しているんでしょうね。
千秋楽を最終楽という感じに覚えてました。
私の頭はこんな感じで単純です。

kazutyan、いつもコメント有り難うございます。
kazutyanのコメントで、やる気が更に
出てきました!

いしころとまとさん、回転し過ぎてスリップしているかも知れません。いしころとまとさんの頭はいつも安定正常回転です。

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