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2010年6月13日 (日)

無駄話<梅雨>

 じめじめとして蒸し暑く、陰気で気分が滅入るような梅雨の季節になりましたが 、梅といえば春を告げる花の清清しさや、あのさっぱりとした梅干や梅酒の爽やかさな味を連想するのに、この嫌な季節の名前になぜ梅の字がつくのでしょう。

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 梅雨の語源としては、この時期は梅の実が熟す頃であることからという説や、この時期は湿度が高く黴(カビ)が生えやすいことから「黴雨(ばいう)」と呼ばれ、これが同じ音の「梅雨」に転じたという説、この時期は“毎”日のように雨が降るから「梅」という字が当てられたという説などがあいます。

 熟した南高梅
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 普段の倍、雨が降るから「倍雨」というのはこじつけもあります。このほかに「梅霖(ばいりん)」、旧暦で五月頃であることに由来する「五月雨(さみだれ)」、の実る頃であることに由来する「麦雨(ばくう)」などの説もあります。

 沖縄では、梅雨が旧暦二十四節気の小満から芒種にかけての時期に当たるので「小満芒種(スーマンボースー・しょうまんぼうしゅ)」や「芒種(ボースーアミ・ぼうしゅあめ)」という別名があるそうです。

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 中国大陸部や台湾では「梅雨(メイユー)」、韓国では「장마(長霖・チャンマ)」といわれ、中国では、古くは同音の霉雨(メイユー)という字が当てられており、現在ももちいられることがあるそうです。「」は「黴」のことであり、日本の「黴雨」と同じ意味である。中国では、梅が熟して黄色くなる時期の雨、という意味の「黄梅雨」(ファンメイユー)とも言われます。

 イメージとしては「黴雨(ばいう)」が一番合っているような気がします。どの季節でも雨は嫌なものですが、優しい感じの「春雨」や、あっさりとした「五月雨」の後だけに、「梅雨」は余計嫌われるのではないでしょうか。



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