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2010年6月21日 (月)

無駄話<ELD電球>

 この頃、「ELD電球」のコマーシャルをよく見ます。電球といえば灯火、「灯火親しむべき候」ではないのですが、現代の人間は夜、真の闇になることを考えると、灯火無しでは生きていけないと言っても過言ではないと思います。人間の文明は、人間が灯火を得たことで始まったとも言えると思います。

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 灯火の基本は火、人類は火の使用により、照明や暖を取る、獣から身を守る、食物に火を通すなど多くの利益を得たわけです。このことで人間は文明や科学を持つ余裕が出来たわけで、火は文明の象徴ともいえます。

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 人類がいつごろ火を利用し始めたかは分からないようですが、最初は落雷で起きた山火事などの火を利用したものと考えられます。火を使用した痕跡として発見された最古のものは、南アフリカ、スワルトクランス洞窟の160万年前のものだそうです。

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 灯りとしては最初は焚き火がそのまま光源であり、火のついた薪を持ち上げたのが松明であり、台に乗せて篝火となったのでしょう。その後燃料として油が使われるようになり、行灯、石油ランプと進化し、やがて電気の発見、発電機の発明、ジョセフ・スワンの白熱電球の発明で、人類登場以来長い歴史の後、夜がいっきに明るくなります。こちらの辺りで電灯がついたのは昭和10年代と聞いています。

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 その後、戦中は灯火管制で暗い夜が続いた後、終戦、照明の革命と言われた蛍光灯が日本で始めて売り出されたのが1953年、同じワット数なら白熱電球の3倍というその明るさ、鮮明さに驚いたものでした。その後、電球型蛍光灯などいろいろな形態や色彩効果のある蛍光灯が売り出され、究極の照明と思っていました。

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 そこに「LED」の登場です。「LEDD」というのは、日本語で発酵ダイオード、英語で「Light Emitting Diode」の頭文字をとって呼ばれています。照明用途としてLEDが注目されている最大の要因は、白熱電球・蛍光灯と比べて消費電力が非常に少ないという点です。同じ明るさの蛍光灯と比べた場合、理論的には消費電力は約半分になると言われています(現在市販されている製品では、蛍光灯の7~8割程度)。

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 そのため、現在使われている白熱電球や蛍光灯が全てLEDに置き換わったとなれば、電力不足、CO2排出による地球温暖化といった問題を一気に解決できるのではないか、ということで大いに注目されているのです。家電メーカーはそれを旗印にして、白熱電球の製造を打ち切って、「LED電球」を売り込もうと躍起になっているようです。

 「LED電球」は白熱電球にくらべて電気代は6~8分の1、寿命は10年以上、長い目で見れば得なのは分かるのですが、今の段階では初期投資が20倍となると、もうちょっと普及し安くなるのを待とうかと思います。



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コメント

先日、母と電機屋へ行った時、
電球が欲しいというので、
「LEDもあるけど!?10年以上持つらしいよ」と言ったら、
「そんなに生きないから普通のでいいから!」
と・・・(^_^;)

電気代も少なく長持ちするLED電球、
今のところ値段がネックなっているのでしょうか
信号なんか逆光でもはっきりと見えますね。

かおりんさん、ほんとうに齢を取ると家電の寿命や、飼いたいペットの寿命と自分の寿命、比較して考えるようになります。

山ちゃんさん、そうです、寿命が長くても値段が10倍以上ではちょっと手が出ません。
信号はLED電球で逆光でもはっきり見えるようになりましたね、これは寿命が長ければ十分採算がとれるでしょう。

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