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2010年6月 1日 (火)

無駄話<水無月>

 6月といえば梅雨、旧暦呼称でいえば「水無月」、梅雨の最中に「水無月」とは、話が合いませんが無理の無いことです。約一月のずれのある旧暦なら梅雨も明けた後になります。でも「水無月」とは、水の無い月という意味だけではないようです。

 日本では、旧暦6月を水無月(みなづき)と呼び、現在では新暦6月の別名としても使われています。水無月の由来には諸説があります。

 6月の花といえば
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 文字通り、梅雨が明けて水が涸れてなくなる月であるとする説。

 田植が終わって田ぼに水を張る必要のある月「水張月(みづはりづき)」「水月(みなづき)」であるとする説。

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 田植という大仕事を仕終えた月「皆仕尽(みなしつき)」であるとする説。

 水無月の「無」は「の」という意味の連体助詞「な」であり「水の月」であるとする説。

 梅雨時の新暦6月の異称として用いられるようになってからは、「梅雨で天の水がなくなる月」「田植で水が必要になる月」という解釈もあります。

 話は変わりますが、「水無月」、という和菓子があります。外郎の上に粒餡を散らせたものを、三角形に切り分けた和菓子のことです。

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 6月の終わり30日は水無月を食べる日とされ、京都では1年のちょうど折り返しにあたるこの日に、この半年の罪や穢れを祓い、残り半年の無病息災を祈願する神事「夏越祓(なごしのはらえ)」が行われます。

 この「夏越祓」に用いられるのが、6月の和菓子の代表ともいうべき「水無月」です。この菓子に込められた意味としては、水無月の上にある小豆は悪魔払いの意味があり、三角の形は暑気を払う氷を表しているといわれています。

 コマーシャルではないですが見た目にも涼しげで、食べると身体の中から悪魔も暑気も払われる気がします。



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コメント

水無月、田んぼに水を張る月納得です、
梅雨の時期のアジサイは雨がかかると
よけい綺麗に見えますね、
でも雨ばかり嫌です。

山ちゃんさん、梅雨にはやはり雨が降ってくれないと困りますが、水害の起きるような大雨は要りませんが、なかなか適度には降らないものです。

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