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2010年6月16日 (水)

無駄話<中元>

 デパート、スーパー、酒店、いづこも中元商戦たけなわですが、毎年時期がくると先方は何を贈れば喜んでくれるかと悩みます。何を贈っても「結構な物を贈って頂き・・・」と礼を言われ、なかなか先方の気持ちを察することはできません。先方にはこちらのこともそうでしょう。場合によってはお互いに要らない物の交換になっているのかも知れません。

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 日本では商戦に乗せられて盛んになったような感じの風習、「中元」は中国、道教に由来する年中行事で「三元(上元=1月15日、中元=7月15日、下元=10月15日)」の一つだそうです。日本では、新暦7月15日または8月15日とされ、このころに、世話になった人々に贈り物をする習慣を特にお中元とも呼びます。

 中国仏教では、この日に祖霊を供養する盂蘭盆会を催すようになったとされ、釈迦内弟子の目連が毎年、亡母を供養した日とされていますが、原始仏教には祖霊供養の習慣はなく、中国で生まれた創作話で、日付も中元に符合させた後付けとされています。

 なおインド仏教には盂蘭盆(ウランバナ)という用語はありますが、これは年中行事とは関係ない哲学的概念であり、行事としての盂蘭盆会は中国起源であり、盂蘭盆会は中元と結合し一体化したようです。

 盂蘭盆会
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 日本では、盂蘭盆会は神道と結合し、お盆の行事となり、江戸時代には、盆供(先祖への供物)と共に、商い先や世話になった人に贈り物をするようになり、この習慣を特に中元と呼ぶようになったそうです。

 本当にお世話になったり、ご恩のある方に感謝の意をこめて贈るのはいいことですが、お互いに対等の物を贈り合うような「お中元」は省略できないかと思うのですが、先に止める勇気もなく、悩みながら続けています。日本の市場経済はギフトで成り立っているともいいますから、経済協力しているということにします。



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