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2010年7月29日 (木)

無駄話<土用餅>

 土用丑の日のうなぎと同じようなマーケティングと思われる和菓子屋さんの「土用餅」の売り出し中です。うなぎは「丑の日」ということですから立秋前の18日間の夏土用の間には1日だけか二の丑があって2日ですが、「土用餅」は前後を含め18日間以上売り出しているようです。うなぎは高価で家族で食べれば一回でも家計に影響しますが、「土用餅」なら期間中に2~3回食べる人もいるかも知れません。

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 不思議なもので、この暑い時季に和菓子屋で水ようかんやわらび餅ならともかく、訳もなくあんころ餅を売っていても、手の出る人は少ないと思うのですが、「土用餅」と名づけただけで由来なんて詳しく説明しなくても毎年季節がくれば買わされてしまうのです。それがマーケティングというものでしょうか。

 まず「あんころ餅」の由来は餅を小豆から作った漉し餡で包んだものを言い、餡が餅の衣になっていることから「餡衣餅(あんころももち)」と呼ばれていたのが、「あんころ餅」になったという説があります。おはぎや牡丹餅はが粒餡であり中身が餅でなくにぎり飯なので区別されています。

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 そして「土用餅」の発祥は定かではないのですが、昔、宮中の公家の間で加賀芋の葉を煮出し、その汁でもち米の粉を練り丸めて味噌汁に入れ、土用入りの日に食べると暑気あたりしないとされていたことに由来していると言われており、それが徳川時代の中期より土用の入りには、餅を小豆あんに包んで食べ、夏季の悪病災難を退け除くとされるよう変化したようです。

 現代の食べ物は日常栄養の多いものばかりで栄養過多で肥満に、そして生活習慣病へと、悪病災難を呼ぶ食習慣が多いですが、昔は暑い時季に餅やあんこをたべることで、普段の栄養失調を補い、夏ばてを防ぎ悪病災難を逃れることができたのでしょう。



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コメント

期間中に2~3回ですか!
私、あんころ餅は食べたことありますが、
実は「土用餅」としては食べたことありません!
仙台ではあまり習慣がないんでしょうか。
でも、あんこは好きなので通年食べたいです(*^^)

かおりんさん、土用餅の習慣は全国的ではないのですね、あんころ餅は共通でしょうか、伊勢名物の赤福なんて格別美味しいです。

「土用餅」初めての言葉!あんころ餅も懐かしくよい響きだけど、そうなんですか!小豆は子供の頃から好物で、時々煮ていますよ。草餅も胡桃餅も大好きです。夏バテもせず、ダイエットもせず、自由時間が栄養の源でしょうかしら。今日は明日のおやつにと近くの道の駅で小豆とくず粉を買い、さぁて、Kazutyanさん家に行こうかなって、そうしたらお玄関に「土用餅」ですものね。偶然の事で、妙に嬉しく( ^ω^ )

チョロピコさんも土用餅は聞いていませんか、関西だけのものでしょうか、あんころ餅はどちらかと言うと女性の好物のようですが、私は甘党なのでお付き合いできます。これだけ暑さに対抗するには、先ず食べることです。糖分も塩分も取りすぎはないでしょう。

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