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2010年7月27日 (火)

無駄話<うなぎ>

 昨日7月26日は「土用丑の日」だったそうです。「土用丑の日」といえばうなぎです。暑さでばてるこの時季、たしかにうなぎは効果があるだろうと思うのですが、子供の頃食べた天然うなぎの味に比べると、あの油濃くて柔らかい養殖うなぎはうなぎとは思えず食べる気になりません。

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 子供の頃は村の中を流れる川は石や岩がごろごろとした清流で、亡き父は「モンドリ」という割り竹を編んだ仕掛けでうなぎをよく取ってきました。取って帰ると早速ひらいて焼いてくれて、ひ弱くて夏痩せする私に「せんど(沢山)食べよ」と沢山食べさせてくれました。身が絞まっていて、噛み応えがある感じで、油気は少ないけれど、噛むほどにうま味が染み出してきました。

 ある日今まで最大、大人の腕ほどの太さで、長さは120センチくらいある大物を取ってきて、そのときはすぐには料理せず、うわさを聞いて見にくる人に見せたくて、大きな水がめに入れて網を被せてまわりを紐で括っておいたところ、翌朝見ると網を破って逃げても抜けのからでした。父の悔しがること、私もそのときは食べることよりも、友達に自慢して見せるつもりでいたので悔しくてたまりませんでした。

 これくらいの大きさ
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 デジカメのある今なら先ず写真に撮って証拠を残せたのにと、今でも思い出すと悔しくなります。それにしても逃げ出した大うなぎは川まで400~500メートル、生きてたどりつけたとは思えません。途中は谷川もなく人家や畠が続いています、足のないうなぎがのたうちながらでは遠すぎます。途中の人家の人が、うなぎを拾ったといううわさも聞かず、不思議でなりません。

 「土用丑の日」にうなぎを食べる風習の由来はいくつか説があるようですが、うちの一説によると、商売がうまく行かない鰻屋が、夏に売れない鰻を何とか売るため平賀源内の所に相談に行ったそうです。源内は、「丑の日に(う)の字がつく物を食べると夏負けしない」という民間の言い伝えからヒントを得て、「本日丑の日」と書いて店先に貼ることを勧めたそうです。すると、物知りとして有名な源内の言うことならということで、その鰻屋は大変繁盛したそうです。その後、他の鰻屋もそれを真似るようになり、土用の丑の日に鰻を食べる風習が定着したということです。

 平賀源内肖像
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 そういうことなら、土用の丑の日に食べるものは鰻でなく「う」の付くものでいいのだから、うどんでも卯の花で牛の肉でもいいことであり、 鰻を食べるのが主流となったのは確固とした由来が有るわけではなく、バレンタインデーチョコレート節分恵方巻きなどと同様、現代でいうマーケティングに近いものでしょう。



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コメント

お早うございます。(o^-^o)昨日は遠路はるばるお越し下さったのに冷茶も差し上げられず、失礼致しました。嬉しかったです!私も利根川近くに育ち、天然うなぎは当たり前でホント美味しかったですねぇ!そちら様は朝な夕な霊峰の風に吹かれておいでなのですね。ちょっぴり羨ましいです。

チョロピコさん、いえいえ突然お訪ねしましてご迷惑でしたでしょう。次回はアポ取ってお訪ねしてゆっくり冷茶を頂きます。利根川の天然うなぎ、それはまた格別でしょう。
霊峰の風も今年は熱風でうんざりしています。

大きなウナギに逃げられたお父様のお気持ちを
考えると・・・
わたしも悔しくなります。
見てみたかったですね~~
利根川の天然うなぎ。
臭みもなくって美味しいんでしょうね。
わたしは、秋田で天然のナマズを食べさせられました。
父が大きなのを釣ってきたんですよ。
でもおいしかったのかどうかさえ、
なぜか覚えておりません。。。
平賀源内のマーケティング
楽しかったです。
ウナギは本来旬が冬なんですね。
夏は脂が乗らないので、ウナギが売れない。
それで平賀源内の登場。
それに、栄養学的にもビタミンB1を多く含む
ウナギは夏ばて防止に最適な食材。
ウナギを食べてファイト一発!!
共に夏を乗り切りましょうね。

いしころとまとさん、逃がしたうなぎは余計大きかったように思うのです。
利根川のうなぎとなれば、それはまた天下逸品でしょうね、負けそうです。ナマズもうなぎによく似た味じゃないでしょうか、天然なら美味しいでしょう。

おはようございます♪
1m20cmもある鰻・・・
今ならニュースや新聞で取り上げられそうですね
まさか逃げられるとはしまった。
そんなに大きかったらなにか特別な使命があったのかもしれませんね

エフさん、逃がした魚は大きいといいますが、長さは測ってありました。何かの化身だったかも知れません、神通力で川に戻ったのでしょう。

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