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2010年9月25日 (土)

無駄話<ナンバ>

 いい齢をしてなんて言わないで下さい、ナンパ(nanpa)した話じゃないんです。「ナンバ(nanba)歩き」の話です。歩くことには関心を持っている私も知らなかったのですが、小学生の頃、運動会で入場行進などの時、緊張すると同じ側の足と手が前にでてしまうぎこちない歩き方になり恥ずかしかった記憶があります。その歩き方が「ナンバ歩き」なのです。

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 緊張状態で歩き始めると、右手と右足が同時に出てしまって、変な歩き方と言われます。でも明治の初め頃まで、日本人の歩き方は同じ側の手足が出る歩き方だったと考えられているそうです。江戸時代の絵にも描かれているし、舞踊や武道・武術の基本動作としても残っているのです。

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 言われてみると、江戸時代では浮世絵の手足の姿勢が「ナンバ」で、火事場で庶民が逃げている絵をみても「ナンバ」であり、飛脚の走る姿もナンバなのです。畑を耕す動作も、阿波踊りなどの民舞にも、ナンバの動作が実に多いのです。このように考えていくと「ナンバ」歩きは不思議な歩き方でもないようです。

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 「ナンバ歩き」と呼ばれるのは、難場、つまり力を入れる場面では有効な歩き方であり、現在の歩き方から手の振りだけを変えるのは難しいですが、腰(骨盤)に上体を乗せるようにして全体を前に出す、手は体に添えるようにすると意外と簡単に出来ます。腰と上体が同じように出るので、着物を着ている時は着物や帯が弛まずナンバ歩きが適しているのです。

 近年、このナンバ歩きやナンバ走りが注目されているそうです。歩くこと自体が脳を活性化する、そして関節に無理な負担がかからず腰痛や膝痛を解消、その他健康に良いと考えられているからです。



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コメント

今晩は。何年か前にtv観て真似したけれど、自分で可笑しくなって止めてしまいました。確かに着物の時はpaper大きく振らないから、この歩き方は理にかなっているようです。能の舞台は正にそうですね。足の運び方の所作は滑るが如く、自然で美しく優雅な身のこなしですもの。でもね、直すのは大変!だって長~く、小学校の時から行進の歩き方が良しとされ続けてきたのですもの。footfootなんば歩きは難しいですが年配者にはお薦めなのでしょうね(*^-^)意識しましょ!

チョロピコさん、朝のウォーキングのときやってみたのですが長くは続きません、ごろごろ道では危険です。かといって街に出てやっていたら異様で目を引くでしょうね。

「ナンバ」初めて聞きました。
よくみてみると、ほんと飛脚は足と手、
同じ方が前に出てますね!
ナンバ歩き、ナンバ走りですか、難しそうですね。でも、ただ歩くだけじゃなく、
意識して歩くと脳の活性化につながりそうです。
うちの近所では、後ろ向きにウォーキングしてる人を見かけます!

こんばんは♪
ナンバ歩きって面白そうですね
絶対歩きながら笑ってしまいそうです
自然に歩くことが難しそうな歩き方
脳の活性化のためにもちょっと練習してみます

かおりんさん、普通歩くのは無意識に、しゃべりながらも歩けますが、ナンバ歩きは意識しないと歩けないから、脳にはいいでしょうね。でも見かけは滑稽です。

エフさん、見た目笑ってしまいますよね、脳と体を同時に活性化できればいいことはいいですが、続けるのは無理な気がします。

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