無駄話<晦日>
大晦日がついこの間のように思いますが、もう1月も晦日、あれよあれよと言っている間に1ダースしかない鉛筆の1本を無駄に使い切ったという感じです。鉛筆で何を書いたのか、残るものは無いのに、何を書こうか、何が書けるかと握った鉛筆1本は跡形もなく無くなっています。私個人のことはさておいて、日本の国、世の中、政界を見ても同じようなというか、何も書かない方がまだよいと思うよなものを書くために、貴重な1本が使われたようです。
国民は年が変れば何か変化や少しの進歩があるかと小さな期待を抱いて迎えた正月、国民生活安定の基本となる政治は、国民のことなどそっちのけで与党内では癌のような者の処置もできず、内紛や足の引っ張り合い。結構に掲げてくれたマニフェストは後退するものばかり、「仕分け」も殆ど蓮舫さんのパフォーマンスに過ぎず、挙句には消費税増税まで言い出す始末、あきれてものも言えません。
野党に目をやれば、これまた、自分たちが与党だったときのことを棚に上げ、与党のやること何でもけちをつけ、与党の座か引き摺り下すことばかりに策し、国民のことなど眼中になしです。与野党共に選挙のときマニフェストや政策に掲げていることは、どちらもいいことばかりなのだから、羊頭狗肉の看板で選ぶのではなくどちらの公約が多く実現できたか、国民が満足度を得られたかの結果で次期選挙で投票したいものです。
愚痴を言ってもはじまらない、当分は政治など当てにしないで、2本目の鉛筆で自分の身の周りのことだけでも、いい計画を立て、いい目標を描いて、無駄に使った気のする1本目の分も取り戻したいです。
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前置詞がわかれば英語がわかる 著者:刀祢 雅彦 |
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