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2011年1月 5日 (水)

無駄話<迷子賀状>

 もう年賀状配達も一段落したはずなのに、臨時アルバイトらしい郵便さんが一枚の葉書を持って訪ねて来ました。「ご近所に○○さんというお家がありませんか」というのです。「○○さんはもう10数年前どこかへ転居されましたよ、今は廃屋だけが残っていますが、何処に住んでおられるかは分かりません」と答えると、困った様子で帰っていきました。

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 10数年も経った廃屋宛ての賀状、差出人も名前だけで住所は分からないということで、ちょっとミステリー気味で、文面を見てみたい気がしましたが、第三者には見せられませんということでした。このあと郵便局へ持ち帰った賀状はどうなるのでしょう。

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 こうして配達先が分からなかった郵便物は、通常差出人に返されるそうです。では差出人の住所が不明だったらどうするのか、俗に言う迷子郵便、法的に言う「還付不能の郵便物」は送り先か差出元の集配局で処理されるそうです。

 迷子郵便はまず開封されます。中身に差出人の手掛かりになるものがないかを探し、判れば返送されます。開封しても分からなければ3ヶ月間保管されます。これを過ぎても申し出がない場合は捨てられるそうです。

 僕、お家が判らなくなったの
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 中身が有価物(換金できるもの)ならば少し事情が違ってきます。こちらは1年間保管され、申し出がなければ換金して郵便会社のものになります。食品など価値の下がるものは即座に売却し1割を手数料として会社へ、残りを1年間保管、これを過ぎるとやはり会社のものになってしまうそうです。

 年間180余万通もの配達不能の郵便物があるそうで、それらの郵便物の供養として長野県善光寺境内に、迷子郵便物供養塔が建立されているそうです。

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 三が日も過ぎ、天気が悪く外にも出難い日の退屈紛れに、特に親しいわけでもなかったのですが、住むには危険なほどの古い家を残してどこかへ転居していった一家のその後が偲ばれ、またそんな廃屋宛ての賀状が来た経緯について想像が膨らみます。



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コメント

そうですね。確かに♪♪迷子の迷子の子猫ちゃん、あなたのお家は何処ですか~~ニャン♪♪の可愛さなら笑えるけど、所在不明の迷子郵便って、差し出し人、宛先人の間には長~い月日の空白がありそう・・・。善光寺さんに供養塔があるのですね。いかにも日本的で救われる気がします。

廃屋にきた年賀状って寂しいですね。
年賀状、
我が家でもかぞくみんなで首を長くして待っております。
バイクのブ~~と言う音が聞こえると
先を争うように、郵便受けに突進。
そんな時が、廃屋に住んでいた方にも
あったことろうなと・・・思いが馳せますね。

野県善光寺境内に、
迷子郵便物供養塔があったとは・・・
善光寺には行ったことがありますが
気がつきませんでした。
数年前にワタシの出した・・・差出人不明のはがきも
そこに行ったかも。。。

チョロピコさん、迷子になった郵便物に託された差出人の気持ちも共に迷子になってしまうのは悲しいことです。供養塔に納めるまでには、事務的処理に終わらず、十分手を尽くして探してからにして欲しいものです。

いしころとまとさん、賀状を待つ気持ちは同じですね、特に何年も会っていない友人などからの賀状は感慨深いです。以前に臨時の配達員が山に捨てた事件がありましたが、捨て子や迷子にならず届いて欲しいものです。

こんばんは♪
迷子の年賀状あるんですね
しかし近所の人にも聞いて回ってくれたようだし
郵便局の人も手を尽くしてくれたようです
都会ではもっと迷子の手紙も葉書も多いんでしょうね

エフさん、年賀状にはかなり迷子があるそうです。住所の間違いがあっても想像がつけば届けててくれるそうですが、郵便会社もかなりご苦労されているようです。

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