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2011年2月12日 (土)

無駄話<梅ほころぶ>

 ウォーキングコースにある廃屋の庭の梅の花がほころび始めているのを見つけました。厳しい冬でしたが今年も春が来るらしい。春が来るのは嬉しいけれど、我が生涯にめぐり来る春の4分の3くらいは確実に過ぎ、残り僅かなのを痛感します。

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 過ぎた春の数ほど、人生にも酷暑の夏も厳冬も過ぎたはずですが、意外に辛かったことは汗をかいた後の爽快感のようなものしか残っておらず、楽しかった思い出はほのぼのと暖かく残っているものです。季節が廻れば季節の花が咲くように、厳しいと思う人生も過ぎてみれば幾度か人生の花が咲くものです。残りの春を数えるのは止めて、梅にまつわる無駄話をしましょう。

 「花も実もある」という言葉があります。筋が通り、人情味も備わっていて、手落ちのない人物をたとえる言葉ですが、これは植物ではこんな梅のことじゃないでしょうか、散り急ぐ桜と違って花をゆっくりと長く観賞させてくれるため、最初にできた実と最終の花が顔を合わすことも稀にあるようです。

 これは今年ではありません
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 「桜切る馬鹿、梅切らぬ馬鹿」と言います。どちらも薔薇科の植物なのに、梅は枝を切ると、切り口から小枝が密生し、枝振りがよくなり、よく伸びて花をつけ実を結ぶのですが、桜は枝を切ると、切り口から枝が枯れ込んで枝ぶりが悪くなり樹勢も弱ります。

 「梅根性、柿根性」と言います。梅は梅干にしても梅肉エキスにしても、煮ても焼いても酸っぱさは変らないことから、頑固でなかなか変わらない性質、いい意味では頑張り屋さんの根性を「梅根性」といいます。「柿根性」は、渋柿は焼けばすぐに渋(しぶ)がとれ、干し柿にするとあの渋さは嘘のように甘くなることから、いっけん頑固そうに見えても、変わりやすい性格のことをいいます。



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コメント

梅が寒さに耐えながら咲いていますね、
我が家の三年前に植えた「鹿児島紅梅」も
咲いてくれました。
そういえば辛い事よりも楽しい事の方が
思い出される今日このごろです。

山ちゃんさん、花の多い季節には、花の旬は余り感じないものですが、梅の花は早春を印象づけてくれます。でもまだこのまま春にはならないようです。

ほんとそうですね。
辛い事はじかんともに忘れることができますが
嬉しかった事は、いつまでもこころに残ります。
「梅根性、柿根性」・・・面白い言葉です。
年をとるごとに、柿のように。いい性格にかわっていければ
いいのですが・・・
自己研磨?も難しいです。

いしころとまとさん、人間、事によって「梅根性」も「柿根性」も必要のように思えますが、その使い分けが難しいです。

改めて日本って良いですね。立派な庭園より何気ない里山の家々の梅が春の使者の感じです。今日は52年ぶり、半世紀プラスαの高校のクラス会に参加。恩師は83才、神社の傍の小さな旅館でタイムスリップ!悪ガキと大人ぶった小娘に戻ってピーチクパーチク(*^-^)sunそこの庭の白梅は暖かそうでした。成る程ね!!「梅根性」、「柿根性」って初めて目にしました。ありがとうございます。

チョロピコさん、特に主が居なくなった廃屋の庭で凛として咲く梅は、何かを語りかけてくる気がします。
52年もタイムスリップ、楽しかったことでしょう。終わっても半分くらいは若返ったでしょう。

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