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2011年3月12日 (土)

無駄話<お水取り>

 大地震、大変なことですが、皆様ご無事でしたでしょうかお見舞い申し上げます。

 ウォーキング中に出会った村の人に「いつまでも寒いですね」と挨拶すると、「やっぱり毎年お水取りが終わらないとあきまへんなあ、でももう後2日ほどで終わるから、温もりまっしゃろ」と言いました。

 二月堂修二会(お水取り)
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 そういえば子供の頃、年寄りや親達が水取りが寒さを呼び戻し引き止めているような言い方で、「奈良の水取りが終わらないと温もらん」と言うのを聞いて、子供心に早く温かくなればよいのに、何故そんな行事をするのだろうと、不思議に思ったものでした。そして知っている限りでは毎年きっとこの時季に寒の戻りがありました。

 これは別に降雨を祈る雨乞い行事のように、寒さを呼び戻す行事ではなくて、ただこの時季の2週間の行事の間には毎年寒の戻りがあるということでしょう。

 この行事(行法)の正式の呼び名は「東大寺二月堂修二会(しゅにえ)と言い、東大寺の二月堂の本尊、十一面観音に、僧侶たちが世の中の罪を一身に背負い、代苦者、すなわち一般の人々に代わって苦行を引き受ける者となり、苦行を実践し、国家安泰等を祈る祈願法要だそうです。

 十一面観音
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 俗に「お水取り」と呼ばれ、今年(2011年)で1260回目となり、開行以来一度も欠かされたことがない行法「不退の行法」と言われています。
この行法は、もともとは旧暦の2月1日から2月14日まで行われていた行事で、2月に修する法会ということで「修二会」と言います。現在は太陽暦を採用して、3月1日から3月14日まで二月堂で行なわれています。

 春の二月堂
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 その由来は天平勝宝3年10月東大寺の、実忠(じっちゅう)という僧侶が奈良の東、笠置の山中竜穴の奥で、菩薩たちが行っていた有り難い行法を拝観して、これを地上にうつそうとして二月堂を建てて、始められたのが始まりで諸々の天衆が行ってきたことを人間界でもやりたいと神に願ったのですが、天上界の一昼夜は人間界では400年に相当すると言われ断わられたのです。そういうことならせんべんの行堂を走ることによって時間を縮めるということにして許しを得たそうです。



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