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2013年1月14日 (月)

雪国

「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった」 ではなくて、今朝は外の小鳥の声も聞こえないあまりの静けさに1時間寝坊してしまって窓の異様な明るさに気づき目覚めて外に出て見ると 「我がふるさとは数年ぶりの雪国であった」 と云うところです。昼前まで降り続く下から解けながらですが7Cm積もりました。
P1030744

新雪を踏んで100Mほど坂道を登ると鄙びた南海高野線上古沢駅です。
P1030748


駅から我が家とは川をはさんで向かい側の集落の雪景色です。
P1030747
下の写真の真ん中辺に見える少し大きな建物は高野山道路のドライブイン「かじか」です。
P1030746

我が家側の集落の写真は向かい側に行かないと撮れず、雪の中を行く勇気もなかったのでご想像にお任せします。向かい側と似た風景です。

和歌山県北部のこの風景には皆さん驚かれたことでしょう、和歌山県南部には本州最南端の潮岬があり、白浜、勝浦など冬でも暖かい温泉地で知られ、中部はブランドの「有田みかん」や「南高梅」で有名ですが、大阪と境を接する北部には高野山の名に隠れた麓にこんな過疎の町があります。

雪が積もっても川端康成の「雪国」のような情緒とは縁遠い風景ですが、これでも生涯をここで生き抜くであろう私の故郷への想いは皆さんと同じだろうと思います。










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コメント

和歌山県でも温暖な所もあり反面、山がある寒い方は過疎化が進んだ良く言えば静かな平穏な地域があるんですね。雪景色を見るのもまた冬の風情を楽しめると思えば、雪もまた良しと言う所でしょうか。積もった雪道をサクサク音を立てながら歩く気持ちはどんな印象でしょうか?

そうですね雪が積もれば幾つになっても童心に返ります。子供の頃は20センチ以上も積もることがありました。そして竹を割って先を焚き火で焙って曲げて作ったスキーで滑ったり、木で作った橇で滑ったりした思い出がよみがえります。

真っ白ですねー、昔大阪の船場の問屋に勤めていたとき
日曜にこの付近の山に登ったことを思い出しました。

昔に比べて雪も降らなくなったようですね、
四国でも雪が20センチ位降って竹割って先曲げた
竹スキーで私も滑りました。

高野山も近く見たいですね、四国からは八十八ヶ所の
最後は高野山に行くのことです。

新年初めのお邪魔虫でございます。                               テレビとパソコンの回線を換えたり、何やらで苦手な機器は後廻し。
ご挨拶も今になり、ごめんなさいまし。

今年もよろしくお願い申し上げます。

モノクロは情緒がありますね!
今日はもう、燦燦! 周りの道路は完全に雪も消え元通りになりましたが、畑はまだ真っ白い絨毯! お日様が反射して空気も透明、こんな時は深呼吸がご馳走かしら。

山ちゃんさん今晩は、船場に居られた時ひょっとしたら我が家の近くを通られたかもしれないですね。我が家のすぐ上の道がハイキングコースなのです。四国と高野山は縁が深いですね、なにしろ弘法大師が生まれたのは四国ですからね。こちらにも何箇所か八十八ヶ処のミニ版があります。

チョロピコさん今晩は、こちらこそ今年もよろしくお願いします。私は今日は何年ぶりかで雪かきをしました、畠仕事より重労働でした。どうにか道だけは雪がなくなりました。除けた雪は明朝はまた固く凍りそうに冷え込んできました。

遅ればせながら、明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願い致します!
そちらもそんなに降ったんですね~
子供たちはかまくらに、雪合戦に楽しそうですが、
車の運転とブーツでの徒歩が怖くて怖くて・・・
運転はノロノロ。歩行はぺっぴり腰です(笑)

日本列島が真っ白に染まったんですね。

我が天童に似た雪景色に驚いています。
こちらは、冬に雪が積もるのは当然ですから、雪片付けも結構上手くなりました。
近頃では、各家庭の除雪対策も近代的になってきていますが、
我が家では昔ながらの人海戦術です。・・・(いつまで頑張れるかな??)

なんやかんや言いながら・・・住めば都ですよね。
旅に出ても、我が家がすぐ恋しくなります。


ご挨拶が遅れてしまいました。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。

かおりんさんこちらこそよろしくお願い致します。こちらも残った雪が凍りついて歩くのも気を許せません。でも幾つになってもこちらでは珍しい雪を見ると童心に帰り気分は高揚します。

よつばさがしさん、温暖化もなんのその北から南まで雪ですね、今回のような重たい雪の雪かきは重労働です。でもこちらでは滅多にないことなので住めば都の雪かき半分は楽しんでやっています。

kazutyan、こんばんは
雪景色に埋まった景色は
すがすがしさを感じます。
こんなに降ったのは珍しいのではないですか?
こちらでも20センチ近く降りました。
ツララは80センチの長さのものも発見しました。
しんしんと雪が降る中歩くと
雪がギシギシときしむのも
胸にしみるものがあります。
kazutynの故郷
いろいろな角度から見ることができました。
ほんとすばらしいところですね。

いしころとまとさん今晩は、こちらでは7センチの雪で珍しがっていますがそちらの積雪は桁が違うのでしょうね、こちらでは冬の風物詩ツララは見なくなりました雨樋のない藁葺き屋根がなくなったからでしょうか、わが故郷は想像以上の寒村僻地でびっくりされたでしょう。

いしころとまとさん、コメントの窓開けて下さい、コメントしたいのに受け付けてもらえません。閉じ篭りは嫌ですよ!

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